尖閣購入を批判の丹羽大使が一時帰国=外相と尖閣問題、国交正常化記念行事を協議―中国メディア

Record China    2012年7月16日(月) 8時39分

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15日、玄葉光一郎外相は、臨時帰国した丹羽宇一郎中国大使と外務省で協議、中国国内における尖閣諸島問題の状況について報告を受け、今後の対策について話し合った。写真は丹羽宇一郎中国大使。

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2012年7月15日、玄葉光一郎外相は、臨時帰国した丹羽宇一郎中国大使と外務省で協議、中国国内における尖閣諸島問題の状況について報告を受け、今後の対策について話し合った。中国新聞社が伝えた。

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外務省は、今回の丹羽大使の帰国は中国に抗議するための「大使召喚」ではないとしているが、外交慣例上、大使の「一時帰国」は対抗措置の一つとして用いられている。

丹羽大使は野田政権による尖閣諸島の国有化方針に対する中国側の反発の状況を報告し、日中国交正常化40周年に合わせて中国で開催が予定されている記念行事に関しても意見を交換した。

7月14日夜、ベトナムを訪問中の玄葉外相が、中国の状況を報告させるために丹羽大使を一時帰国させる予定であると明かし、15日午前、丹羽大使は北京から帰国した。

丹羽大使は6月に石原慎太郎東京都知事による購入計画を「日中関係に重大な危機をもたらす」と批判し、与野党から更迭を求める意見が出ていた。 (翻訳・編集/長河)

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