2012年7月14日、中国の映画市場における今年上半期の興行収入とヒット作のランキングが発表された。北京日報が伝えた。

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中国のメディア分野を統括する国家広播電影電視総局（広電総局）が発表した先月末までの今年上半期における映画興行収入は80億7000万元（約1001億円）。昨年同期の57億元（約707億円）から、大幅に成長している。うち、海外作品は52億6600万元（約653億円）に対し、国産映画は28億500万元（約348億円）と、シェアは3割程度だった。

国産映画で異例のヒットを放っているのが、先月28日に封切られたホラー時代劇映画「画皮2」。公開から3日間で、興行収入が2億4000万元（約28億円）と驚異的な数字を達成した。上半期に公開された国産映画は約100本だが、ヒットの指標とされる興行収入1億元（約12億円）超えを見せたのは、わずかに8作品。ヒットランキングでは、統計対象期間の最後3日間に食い込んだだけの「画皮2」がトップ。2位はトニー・レオン（梁朝偉）主演「大魔術師」だった。

海外作品でヒットランキングの1位は米映画「タイタニック（3D版）」で、興行収入は9億3000万元（約115億円）に。2位は「ミッション：インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、3位は「アベンジャーズ」だった。（翻訳・編集/Mathilda）