2012年6月25日、環球時報は、中国がブータンとの国交樹立に前向きな姿勢を示したことにインドメディアが強く反応、懸念を表明していると報じた。

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21日、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相はブラジル・リオデジャネイロで、ブータンのジグメ・ティンレー首相と会見。中国は平和5原則に基づき、ブータンとの国交成立、早期の国境画定を目指す意思があると伝えた。

この発言を大きく伝えたのがインドメディア。ヒンドゥスタン・タイムズは2010年1月以来、両国は19回にわたり協議を進めており、実質的な進展があった模様だと伝えている。タイムズ・オブ・インディアは同盟国ブータンが中国と正式に国交を結べば、インドの辺境防衛戦略は大きな変更を余儀なくされると論評している。（翻訳・編集/KT）