出稼ぎ労働者の利用を禁じる学生食堂=「農民への差別だ」との声―江西省

Record China    2012年6月1日(金) 13時30分

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29日、江西省にある学校の学生食堂に掲げられた「ここで農民工が食事をすることを禁止する」という張り紙が議論を呼んでいる。

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2012年5月29日、江西省にある学校の学生食堂に掲げられた「ここで農民工が食事をすることを禁止する」という張り紙が議論を呼んでいる。30日、CNTVが伝えた。

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張り紙を見つけた在学生がネットの掲示板に投稿したところ、「出稼ぎ労働者への差別だ」「彼らの労働なしに立派な校舎は建たなかったはずだ」といった意見が寄せられ、一方で「こういった話にはデマが多い」といった声や、ミニブログ上では「学校側が書き込みの転載を削除するよう圧力をかけてきた」といった話も出ている。

問題になっているのは江西現代職業技術学院の「中快餐飲」という食堂。29日、この張り紙をめぐって労働者と食堂側に口論が起こった。労働者の一人は「学生の分が取られるからという理由で、食事をさせてもらえない」と語った。

中快餐飲の近くに作業員用の食堂はあるが、売り切れが多いため、彼らは学校の食堂を利用するしかなくなってしまうのだという。食堂側は張り紙の存在を認めたが、「学生の分がなくなってしまうので仕方なかった」と述べた。食堂清掃員からも「作業員用の食堂が営業を停止した時期に労働者たちが押し寄せ、服をあちこちに置くので不衛生だった。学生からも苦情がきていた」と語った。

労働者側は「一日中きつい作業をするんだから、服が汚れてしまうのは仕方ない。まさかこんな仕打ちを受けるとは」と不満を漏らしている。張り紙はすでに何者かによってはがされているが、双方の対立は収まっていない。

これに対し、多くの学生が「自分は農村出身で、農民の両親に育てられた。街へ出た農民たちが苦労して校舎や都市建設に貢献しているのに、食堂でまで差別されることに心が痛む」、「人を育て、美徳を伝えるべき学校内では起こってはいけないことだ」と語っている。(翻訳・編集/長河)

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