馬総統、中台関係は「ドイツの統一モデルを手本にできる」―台湾

Record China    2012年5月26日(土) 13時18分

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24日、台湾の馬英九総統は中台関係の発展について、ドイツの統一モデルを手本にできるかもしれないと語った。写真は台北。

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2012年5月24日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は中台関係の発展について、ドイツの統一モデルを手本にできるかもしれないと語った。25日付で環球時報が伝えた。

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馬総統は24日、「2012年国際比較法学会」のオープニングセレモニーに出席した際に、世界各地の法学者に対し、中台関係が大幅に改善している状況を説明した。その中で、「台湾は憲法を中台関係処理の最高の指導原則とする。互いに主権は認めないが、統治権は否定しないという共通認識を確立して初めて安心して前進できる」と語った。

また、中台は「九二共識、一中各表(92年合意は維持しつつも、解釈は各自で異なることを認める)」を基礎として平和的な発展を推進していくとし、「ドイツの統一モデルは中台関係発展の手本にできるかもしれない」と語った。

馬総統は09年12月にドイツメディアの取材を受けた際には「2つのドイツと中台は条件が異なり、統一モデルは適用できない」と語っていた。また、11年6月には、「『互いに主権は認めないが、統治権は否定しない』という概念の一部は、1972年に東西ドイツが締結した東西ドイツ基本条約に関係がある」と説明した。専門家は「ドイツは統一前は2つの国家であり、中台関係とは比較のしようがない」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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