2012年5月21日、環球時報によると、ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、アップルの製品やスターバックスのコーヒー、ナイキのシューズなど多くの欧米製品が中国で人気を集めており、中国人の欧米化が進んでいるように見えるが、実際には中国人は今も中国人だと指摘した。

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記事は、中国の経済や社会は急速に変化しているが、その根本的な部分での文化は数千年にわたって変わっていないとし、中国人の消費文化は高い貯蓄率や物価への反応、クレジットカードへの拒否感などに見える自己防衛と、その一方で高級品を購入し身につけることで自身の存在を誇示したがるという相反する行動が存在していると指摘した。

そして中国で消費者を獲得するには、まず人前で使用でき、価格が高いことがわかる商品であることが重要で、先端的なデザインであり一目でそれとわかることも大事だとしている。また、中国で求められるのはアウディやBMWであって、マセラティではないように、人目を引くと同時に目立ちすぎないという中国人の相反する消費志向に適っていることも重要だとしている。（翻訳・編集/岡田）