対中領有権紛争、「フィリピンは宣戦布告しない」と駐香港同国総領事―香港メディア

Record China    2012年5月21日(月) 15時50分

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17日、中国との南シナ海領有権紛争を受け、フィリピンのサービゴン駐香港総領事は「2国間の対立は平和的な解決が可能であり、フィリピンは関係改善を積極的に進めていく」と述べた。写真は南シナ海。

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2012年5月19日、香港の中国評論新聞によると、中国との南シナ海領有権紛争を受け、フィリピンのサービゴン駐香港総領事は17日、「2国間の対立は平和的な解決が可能であり、フィリピンは関係改善を積極的に進めていく」と述べた。環球時報(電子版)が伝えた。

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同総領事は両国が領有権を主張している南シナ海・スカボロー礁(中国名・黄岩島)問題について、「先行きを楽観的に見ており、最終的には平和的に解決されると思う」と予測。フィリピン政府がこのほど、中国側との対話継続を表明したことを受け、2国間に武力衝突が起きる可能性はなく、フィリピン側が宣戦布告することもないと表明した。

さらに同総領事は、フィリピン政府が16日、対中経済関係強化に向け、特使2名を中国に派遣したと表明。フィリピン側の関係改善への積極姿勢の表れだとした。中国側はすでにフィリピン産果物輸入や観光分野での交流制限策を実施。同窓領事は「フィリピンにとって中国市場は重要であり、今後積極的に解決方法を探りたい」とした。(翻訳・編集/AA)

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