2012年5月17日、中国メディア・網易スポーツによると、イタリアスポーツ紙ガゼッタ・デッロ・スポルトは、元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏が中国スーパーリーグの広州恒大の監督に就任すると報じた。

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同紙は3月初め頃からリッピ氏が中国で指揮を執る可能性を報じており、リッピ氏本人は一貫して否定し続けてきたが、ここに来てついに就任の事実が明らかになった。

リッピ氏は北京時間5月17日深夜1時半、中国に到着し、コーチ陣とともに記者会見に臨んだ。

恒大は第10節を終えて勝ち点22で首位に立っていたが、クラブ側は満足しておらず、韓国の李章洙（イ・ジャンス）監督の退任は避けられない状況だったようだ。リッピ氏は恒大のオファーを受けるため、ウクライナ、サウジアラビア、UAEなどのチームのオファーを断っていた。リッピ氏の契約は2年半、コーチ陣の年報総額は1000万ユーロ（約10億2000万円）に達するという。（翻訳・編集/長河）