中国のビジネス接待、フランスの国賓級晩さん会よりも“無駄に”豪華―前中国駐仏大使

Record China    2012年4月24日(火) 8時39分

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23日、「一部の中国系ビジネスマンの話だが、彼らの接待ときたらフランスの国賓級晩さん会よりももっと豪華なんだ」―前中国駐フランス大使が以上のように発言し、食における浪費と豪華主義をいさめた。写真は釣魚台国賓館。

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2012年4月23日、「一部の中国系ビジネスマンの話だが、彼らの接待ときたらフランスの国賓級晩さん会よりももっと豪華なんだ」―呉建民(ウー・ジエンミン)前中国駐フランス大使が以上のように発言し、食における浪費と豪華主義をいさめた。武漢晩報の報道。

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呉前大使はかつて、シラク仏大統領(当時)の晩さん会に出席したことがあるという。一皿目は前菜。その後は大皿が出て、めいめいが自分の食べる分だけを取り分けるスタイルになっていた。一方、中国のビジネス接待では次々と新しい料理が出てきて、前の料理はまだ食べ終わらないうちに下げられ、捨てられるという有様だ。また、ある大財団の代表に招かれたときのこと。代表は、皿に残ったソースの最後の一滴までパンでぬぐった。これがもし中国の大企業の社長であったならば、パンを一口食べて下げさせる、ということもあり得る。

中国農業大学の調査では、2007〜2008年に中国人が食べ残した残飯は、タンパク質で換算するとおよそ800万トン。これは、2億6000万人の1年の消費量に匹敵する。また、脂質で換算すると300万トン。こちらは1億3000万人の年間消費量に相当。これでも低く見積もった数値だという。(翻訳・編集/愛玉)

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