証拠隠滅は中国の得意技?!違法操業の中国漁業船団、取り締まりに抵抗、母船を焼却―パラオ

Record China    2012年4月18日(水) 10時32分

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16日、米グアムの地方メディアは、中国漁船不正操業事件に関するパラオのジョンソン・トリビオン大統領のインタビューを掲載した。中国漁船の異例の行動に不信感を示し、米軍がパラオに基地を建設するよう求めている。写真は江蘇省の漁港。

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2012年4月16日、米グアムの地方メディアは、中国漁船不正操業事件に関するパラオのジョンソン・トリビオン大統領のインタビューを掲載した。17日、環球時報が伝えた。

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30日、パラオ海上警察は、同国の排他的経済水域(EEZ)内で船団を組んで不正操業していた中国漁船を摘発した。漁船側は激しく抵抗。母船を自ら燃やし(脱線した高速鉄道の車両を証拠隠しのため地中に埋めた件を想起させる)、小型船舶に移乗して逃走しようとした。パラオ警察は発砲し、中国人船員1人が死亡している。

事件直後から中国政府との交渉が持たれた。トリビオン大統領は哀悼の意を表明したが、中国側の対応はきわめて戦闘的かつ傲慢で、パラオ関係者がいないところで漁船船員と話をさせろ、ただちに遺体を調べさせろと要求してきたという。拘束された漁船船員らは18日に帰国する予定だ。

トリビオン大統領は中国漁船との衝突は初めてではないが、今回はきわめて異常な事件だったと振り返り、母船を燃やしたのは違法操業の証拠隠滅のためだろうが、あるいはスパイや監視、偵察、それともミサイルの目標物を設置したのか、さっぱりわからないと嘆いた。トリビオン大統領はパラオ南部の島に米軍が基地を建設して欲しいと話している。(翻訳・編集/KT)

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