「パクリの時代」抜け出せない中国IT企業を象徴=スマホ・アプリのデザイン盗用疑惑―中国

Record China    2012年4月16日(月) 18時1分

拡大

14日、中国広播網は「中国ネット業界に頻発する『パクリ事件』=イノベーション不足を反映」を掲載した。テンセントのアプリデザイン模倣疑惑は中国IT業界のパクリ問題に再び光を当てる一件となった。写真はスマートフォン。

(1 / 7 枚)

2012年4月14日、中国広播網は「中国ネット業界に頻発する『パクリ事件』=イノベーション不足を反映」を掲載した。

その他の写真

今やインターネットは「運営モデルのイノベーション」の時代に突入した。魅力的なアイディアを提供できるかどうかが、企業の存亡の科技を握っている。中国IT業界は米国など他国のサイトを模倣する形で誕生したが、今もまだそのくびきから抜け出せず、模倣とパクリが横行している。

いや模倣の対象となるのは他国のサイトだけではない。中国企業の間でもパクリ問題が頻発している。先日、大手ポータルサイト・網易は、大手IT企業テンセントがリリースしたスマートフォン向けニュースリーダー・アプリのデザインが自社の模倣だと告発した。

中国IT企業の同質化、イノベーション不足を象徴的に示す一件となった。問題解決には各企業、開発者の自覚とともに政府による知的所有権保護強化の対策が必要だろう。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携