北朝鮮が韓国記者団の受け入れ了承、最後の最後で態度を変えたのはなぜか?―米華字メディア

Record China    2018年5月23日(水) 18時30分

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23日、核実験場廃棄をめぐり、韓国記者団の受け入れを拒否していた北朝鮮が態度を変えた理由について、米華字メディア・多維新聞は中韓2人の専門家の意見を紹介した。資料写真。

2018年5月23日、核実験場廃棄をめぐり、韓国記者団の受け入れを拒否していた北朝鮮が態度を変えた理由について、米華字メディア・多維新聞は中韓2人の専門家の意見を紹介した。

北朝鮮は23日から25日の間に核実験場の廃棄を行うとしており、これを取材する米中英ロの記者団は22日、中国北京から北朝鮮に向けて出発した。一方、当初取材が認められていた韓国の記者の受け入れは拒否され、23日になって再び取材許可を得たことが発表された。

記事によると、中韓の専門家はいずれも「韓国記者団の受け入れ拒否の狙いは韓国への圧力」との考えを示しており、うち清華−カーネギーグローバル政策センターの趙通(ジャオ・トン)研究員は「核問題において韓国は現実的な態度を取って来た。『即時の徹底廃棄』を強く求めることはせず、順を追った方法を望んでいる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米国を訪問する中、北朝鮮はより現実的な結果を受け入れるよう文大統領がトランプ米大統領を説得することを期待した。つまり、長期的な対話を始めるということだ」と説明。趙氏は「トランプ大統領が順を追った核廃棄を受け入れて初めて、米朝首脳会談の円滑な開催に向けた道が開ける」とも話しており、同メディアが話を聞いた韓国の専門家は「米韓首脳会談は良い結果に終わった。そのため北朝鮮は韓国記者団を再び受け入れたのだ」と指摘したという。(翻訳・編集/野谷

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