1998年に開設された在重慶日本国総領事館は、いち早く重慶に開設された外国の領事機関で、直轄市となった重慶の発展と変化を目にしてきた。小松総領事は「中国の発展の最大のネックは、交通が不便であるため物流コストが高いこと」と指摘する。しかし、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブが打ち出され、国際定期貨物列車「中欧班列」が運行し、中国とシンガポールのコネクティビティプロジェクトの「南向通道」(重慶から南下するルート)の建設が実施されるようになり、中国の交通の状況は大きく改善している。そのためますます多くの日本企業が注目するようになってきており、小松総領事は日本企業が中国についてより深く理解できるようにサポートすることができるとしている。
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