カンヌでパルムドール受賞の是枝裕和監督、ある発言が中国で話題に―中国紙

Record China    2018年5月22日(火) 16時20分

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22日、環球時報はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督のある発言が中国で反響を呼んでいると報じた。写真は是枝裕和監督。

2018年5月22日、環球時報はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督のある発言が中国で反響を呼んでいると報じた。

同紙によると、中国のネット上で注目を浴びたのは日本の「AERA dot.」で紹介されている「危機感」に関する言葉。同サイトを見てみると、日本映画業界の未来について思うところを問われた是枝監督は「もっと衰退していくだろう」との考えを示し、「むしろそのことに気が付かないふりをしているから問題だと思う」と発言。さらに「中国は若手をカンヌ映画祭に20人くらい呼んでいて、ずっと映画祭中パビリオンで、マスタークラスやったりイベントやったり特集やったり頑張っている。ああいった状況を見て、自分の国が(映画界のために)何もやっていないという危機感を感じました」と語ったことが記されている。

環球時報は「監督のこの発言に中国のネットユーザーが反応を示した」と説明し、寄せられたコメントのいくつかを掲載。「謙虚すぎる」や「日本人の危機意識はすごい」、「優秀な人には自覚がある。われわれは同じ場所で足踏みしているだけ」などの声が上がったことを紹介している。(翻訳・編集/野谷

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