日本が米朝会談時に北朝鮮との接触を模索、「見捨てられるのを心配?」と中国メディア

Record China    2018年5月21日(月) 20時10分

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21日、中国メディアの海外網は、「日本政府が来月シンガポールで開かれる予定の米朝首脳会談に合わせ、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長を現地に派遣する方針を固めた」と報じられたことを受け、「日本は見捨てられるのを心配?」と伝えている。写真はシンガポール。

2018年5月21日、中国メディアの海外網は、「日本政府が来月12日にシンガポールで開かれる予定の米朝首脳会談に合わせ、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長を現地に派遣する方針を固めた」と報じられたことを受け、「日本は見捨てられるのを心配?」との見出しで伝えている。

記事は、金杉局長を派遣する目的は「米国への側面支援と情報収集」であり、「日本人拉致問題の進展に向け、迅速対応する狙いがあり、日朝接触も探りたい考えだ」とする日本メディアの報道を紹介した。

その上で記事は、米朝首脳会談について「トランプ米大統領は今月10日、6月12日にシンガポールで北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談するとツイッターで明らかにした。だが会談が予定通り行われるかは未知数だ」と指摘。北朝鮮の朝鮮中央通信が今月16日、米韓軍事演習を理由に同日予定していた韓国との閣僚級会談を中止せざるを得ないと発表したこと、北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官が「一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、われわれはそのような対話にもはや興味を持たないだろう」とし、首脳会談について「改めて考慮せざるを得ない」と中止の可能性を示唆したことなど、現在までの経緯について伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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