北京で米中CEO・元高官対話、貿易摩擦や一帯一路が議題に―中国

人民網日本語版    2018年5月17日(木) 19時20分

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米中CEO・元高官対話が15、16両日に北京で行われた。双方は米中間の経済・貿易問題について率直で誠意ある話し合いをした。米中間の貿易摩擦及び双方の今後の政策の行方、「一帯一路」国際協力、デジタル経済、エネルギー、農業、工業などが議題に上った。資料写真。

第10回米中CEO・元高官対話が15、16両日に北京で行われた。双方は米中間の経済・貿易問題について率直で誠意ある話し合いをした。米中間の貿易摩擦及び双方の今後の政策の行方、「一帯一路」国際協力、デジタル経済、エネルギー、農業、工業などが議題に上った。

中国側代表は「現在米中の経済・貿易関係は重要な歴史的時期にある。平等で互恵的な経済・貿易関係は両国関係の『バラスト』だ。米中間の経済・貿易問題に対しては、対話と協議が問題解決の唯一の道であり、『ゼロサムゲーム』、『冷戦思考』、一国主義的やり方が効を奏すことはあり得ない」と指摘。

米側代表は「米中の経済・貿易協力は補完性が高く、高関税など保護貿易主義的手法は経済・貿易関係の発展にマイナスだ。双方は積極的・実務的姿勢で、現在米中の経済・貿易関係に存在する問題を適切に解決すべきだ。米ビジネス界は引き続き両国間の貿易・投資協力の推進に尽力し、両国間の経済・貿易関係の安定した健全な発展を促す」と表明した。

米中CEO・元高官対話は中国国際経済交流センターと全米商工会議所が共催。双方の共通認識を固め、戦略的相互信頼を強化し、健全で安定した持続可能な米中関係を後押しすることを使命としており、米中のCEO、元高官、シンクタンクの学者の間に交流の場を設ける、経済・貿易分野における両国の重要な交流制度だ。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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