人民網日本語版 2018年5月17日(木) 10時10分
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17年の平均年収は、都市部の非民間機関で働く人の平均年収は7万4318元(約126万円)、民間機関は4万5761元(約78万円)だった。産業別にみると、IT産業が13万元(約221万円)の大台を突破し、2年連続で金融業を抜き、各産業の中でトップに立った。
2017年の平均年収に関するデータが発表された。全国都市部の非民間機関で働く人の平均年収は7万4318元(約126万円)、民間機関は4万5761元(約78万円)だった。産業別にみると、情報技術(IT)産業が13万元(約221万円)の大台を突破し、2年連続で金融業を抜き、各産業の中でトップに立った。
■IT産業の平均年収が13万元突破でトップ
IT産業の平均年収は16年に初めて金融業を抜いたのに続き、17年も金融業を抑えて各産業の首位に立った。
データをみると、都市部の非民間機関のうち、情報伝送・ソフトウェア・ITサービス産業の平均年収が13万3150元で前年比8.7%増加して1位だった。2位の金融業は12万2851元で同4.6%増加し、増加率は各産業の中で最も低かった。
IT産業の平均年収が「意気揚々と前進している」のはなぜか。その一方で、これまで高所得とみなされてきた金融業が成長力を低下させたのはなぜか。
中国労働学会の蘇海南(スー・ハイナン)副会長は、「IT産業はハイテク産業に属し、経済のモデル転換・バージョンアップの方向に合致し、人材は相対的に供給不足なので、賃金の水準も増加率も急速な伸びを保っている。一方、金融業はここ2年ほど整理と調整が進められ、業績が全体として思わしくない。全体としてみると、IT産業が金融業を抜いたのは好ましい変化であり、所得分配の重点がハイテク技術や実体経済という正しい方向へ移り変わったことを明らかに示している」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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