Facebook、「いいね!」の他に「いやだね!」ボタン導入を検討?―米メディア

Record China    2012年4月3日(火) 11時27分

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1日、世界最大のSNS・Facebookが現行の「いいね!」ボタンの他に「いやだね!(Hate)」ボタンを検討中だとの情報が流れている。写真は2012年2月1日、FacebookがIPO申請したことを伝える中国のニュース。

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2012年4月1日付の米国・IT専門ブログサイトTechCrunchは、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のFacebookが現行の「いいね!(Like)」ボタンの他に「いやだね!(Hate)」のボタンを検討中との記事を掲載した。中国の網易科学が伝えた。

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FacebookのS-1申請書類によると、同サービスでは毎日27億回の「いいね!」およびコメントが付けられている。「いやだね!」ボタンが導入されると、この数字は倍増する見込みだ。Facebookの関係者によると、創設者のマーク・ザッカ―バーグ氏は導入初日に20億回の「いやだね!」が付くと予測。インターネット上では好感を抱くより、嫌いになる感情の方が多いという同サービスの調査結果も。また、同社内部ではこのボタンの名前を「Hate(嫌い)」にすべきか「Dislike(好きではない)」にすべきかの論議を生んでいるという。「いいね!」ボタンがFacebookの収益に大きく貢献していることから、「いやだね!」ボタンの導入は、Facebookの評価額をIPO前に押し上げる可能性が高い。

「Meh(まあね)」「Love(大好き!)」「Who Cares(どうでもいい)」などのボタンも検討中とか。ただし「いやだね!」ボタンの導入も確実なものではなく、現在も同社内で論議を重ねている段階。製品および営業チームは、他人の投稿をより共有・共感できる「いやだね!」ボタンに賛成しているが、多くの社員はこれに反対している。元マイクロソフトの社員で人気ブロガーのロバート・スコブル氏も「『いやだね!』が世界に広がらないことを願っている。世界にはもう十分な憎悪がある」と述べている。なお、この件に関するFacebookの正式なコメントがまだないことや、この記事が4月1日付で掲載されていることから、これがエイプリルフールの冗談かもしれないとの見方もまだ消え去らない。(翻訳・編集/本郷)

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