中国が外交活発化、新たな転換点に―中国メディア

Record China    2018年5月15日(火) 8時40分

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14日、新浪新聞によると、中国の習近平国家主席は最近、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長、インドのモディ首相ら各国のトップと相次ぎ首脳会談を開いた。記事は「中国外交は新たな転換点を迎えている」と指摘している。資料写真。

2018年5月14日、新浪新聞によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は最近、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長、インドのモディ首相ら各国のトップと相次ぎ首脳会談を開いた。また、中国の李克強(リー・カーチアン)首相はインドネシアを訪問したほか、安倍晋三首相、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と日中韓首脳会談に臨んだ。

記事は「中国外交は新たな転換点を迎えている」と指摘。「今年は中国外交が世界の注目を集めそうだ」とした。また、日中韓首脳会談について、「海外メディアはこぞって『協力強化への強いシグナルだ』『域内の一体化に向けたチャンスになる』と好意的に報じた」と紹介した。

さらに記事は、「李首相はジャカルタで東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国の戦略的協力関係締結15周年記念の式典に出席。習氏は金氏と2カ月足らずの間に2度会談するなど、中朝関係の改善、朝鮮半島問題の解決に向けて強い意志を表明した」などと紹介。

英紙フィナンシャル・タイムズが「インド、オーストラリア、ニュージーランド、ASEAN10カ国を含む広域の貿易協定の締結が実現することも想定される」と指摘。「経済分野でアジア諸国の関係強化が進む」と予測した。また、習氏はモディ氏とも会談。南アジア問題の専門家は「中印両国が手を携えれば、周辺諸国の見本となり、アジアの団結と協力が進むだろう」と楽観的な見通しを示していることを伝えた。(翻訳・編集/大宮)

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