上海協力機構加盟国観光部長会議で中国が3つの提案

人民網日本語版    2018年5月10日(木) 23時40分

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近年、上海協力機構(SCO)は世界で人口が最多で、地域が最も広く、ポテンシャルが巨大な地域協力組織へと発展し、観光資源が豊富で、さまざまな文化が交差している。

近年、上海協力機構(SCO)は世界で人口が最多で、地域が最も広く、ポテンシャルが巨大な地域協力組織へと発展し、観光資源が豊富で、さまざまな文化が交差している。中国文化・旅游(観光)部(省)の李金早・副部長は9日、湖北省武漢市で開幕したSCO加盟国観光部長会議で、「SCOの加盟国はチャンスを掴み、密切に連携し、観光というパイをさらに大きくしなければならない」との見方を示した。新華社が報じた。

李副部長は、「多くの国際協力機構において、観光という分野の協力は共通の認識が多く、意見の相違が少なく、前途が明るいため、二国間・多国間国際交流協力の重点的分野、優先する方向とするべきだ」とし、▽「SCO加盟国観光協力発展綱要」を着実に実施し、観光発展の統一した計画を策定する▽各国の観光発展戦略政策のマッチングを促進し、観光政策環境を最適化する▽観光と関連産業の融合した発展を推進し、観光が他の産業に利益をもたらすようにする---など3点を提案した。

そして、「各加盟国が違いにではなく共通点に目を留め、シルクロードなどの歴史、文化遺産を活用し、観光資源の配置と組織を最適化し、共に開発、PRして、手を取り合って地域の観光の世界的な競争力と知名度を向上させ、地域の観光発展に新たな活力を注入しよう」と呼びかけた。

同会議には、中国を含むSCOの加盟国8カ国の観光部代表が参加し、近年の観光分野における協力の成果や経験を振り返るほか、「2019-20年『SCO加盟国観光協力発展綱要』連合行動計画」の実施について話し合う。(編集KN)

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