「本当にいつ電話しても?」勘違いした金委員長に、韓国ネットが同情=「本当はひとりぼっちで寂しいんだろうな」

Record China    2018年5月1日(火) 12時30分

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30日、韓国メディアによると、27日に行われた南北首脳会談の席で、それぞれの執務室に置かれた「直通電話」についても話が及んでいたことが分かった。資料写真。

2018年4月30日、韓国・SBSによると、27日に行われた南北首脳会談の席で、それぞれの執務室に置かれた「直通電話」についても話が及んでいたことが分かった。

記事によると、板門店(パンムンジョム)で行われた南北首脳会談で、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)委員長は直通電話について「本当にいつ電話をかけても話ができるのか」と質問した。これに対し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「そんなことはなく、あらかじめ実務者同士で約束をしてから電話をかけたら話ができる」と説明したという。また話はスポーツ交流にも及び、バスケットボール愛好家として知られる金委員長は「京平(南北)サッカーではなくバスケットボールからしよう」とも語ったそうだ。

さらに30日、韓国大統領府で行われた会議の中で、故・金大中(キム・デジュン)元大統領の李姫鎬(イ・ヒホ)夫人から「ノーベル平和賞を受賞してください」とする祝電が送られたことが報告されると、文大統領は「ノーベル賞トランプ大統領が受賞し、われわれは平和だけ享受できればいい」と述べたという。

最後に記事は、南北首脳間の直通電話は分断から70年ぶりに20日に設置されたが、30日現在でまだ通話の実績がないと伝えている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは2000件を超えるコメントが寄せられており、この問題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には「金正恩は幼いころからエリート教育を受け、友達もなく、両親も早くに亡くし、若い年齢でトップの座に座って寂しかったかのかも」「本当はひとりぼっちで寂しいんだろうな」「何か気の毒な気がする」など金委員長の心情をおもんばかる声が寄せられた。

その他「ノーベル賞より平和を。文大統領は素晴らしい」「教科書に出てくるような名言」「この言葉を聞いても、文大統領は個人の富や権力のために大統領になった人ではないことが分かる」「文大統領はノーベル平和賞なんて関心ない」「これこそ大韓民国の大統領」など文大統領を称賛する意見も見られた。(翻訳・編集/三田)

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