「もしや文大統領の手も消毒?」北朝鮮警護員の徹底ぶりに韓国ネットが呆れ

Record China    2018年4月27日(金) 17時20分

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27日、韓国メディアは、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が首脳会談を行っている板門店の雰囲気を伝えた。資料写真。

2018年4月27日、韓国・国民日報は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が首脳会談を行っている板門店の雰囲気を伝えた。

記事によると、約11年ぶりに南北首脳が対面した板門店「平和の家」の雰囲気は和気あいあいとしていたが、会談会場外の雰囲気は全く違っていたという。

同日午前に文大統領が金委員長を出迎えるため「平和の家」1階のロビーを離れると、北朝鮮の警護員2人は慌ただしく動き始めた。1人は芳名録が置かれたデスクへ行き、金委員長が座る椅子を細かくチェックした後、消毒スプレーをかけて丁寧に拭き始めたという。さらに空中に振りかけた消毒スプレーにくぐらせるという方法で芳名録も消毒。韓国側が準備した署名用のペンも使い捨ての布できれいに磨いたという。

またその間、もう1人はポケットから小さな電子機器を取り出し、金委員長が座る椅子やデスクに盗聴器や爆発物が仕掛けられていないか確認していたという。

しかし実際に芳名録に署名する際、金委員長は韓国側が準備したペンではなく、持参したペンを使用したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「ただのパフォーマンス」「それに何の意味があるのか」「韓国は北朝鮮のように幼稚で卑怯なことはしない」と呆れた声が上がる一方で、「罪を犯した人は怖がりというでしょ?数々の殺人を重ねた金正恩は椅子や芳名録がどれだけ怖かっただろうか」「指紋採取を避けるため」「兄(金正男、昨年2月にマレーシアで毒殺された)のようになりたくないから」と指摘する声も。

そのほか、「自国の警護員のことも信じられないのか」と哀れむ声や「もしかして握手をする前、文大統領の手も消毒したのでは?」と予想する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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