<中国人観光客が見た日本>日本の伝統人形はなぜかわいくない?

Record China    2018年5月5日(土) 14時30分

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26日、中国のネット上にこのほど、日本を訪れた中国人観光客の感想をつづった文章が掲載された。

2018年4月26日、中国のネット上にこのほど、日本を訪れた中国人観光客の感想をつづった文章が掲載された。

東京大学には言わずと知れた「赤門」がある。中国人が奇妙に思うのは、門のどこにも「東京大学」を示す文字が何も記されていないことだ。その「控え目」は理解に苦しむ。日本では、慶應義塾大学や京都大学と聞けば「成績が良い」「勉強頑張ってる」と思うそうだが、東京大学は「頭がいい」となるという。ネットの情報によると、東大生のルックスは慶大生と比べ物にならない、というのが共通認識のようだ。

日本では進学に対するプレッシャーは中国ほどではないという。日本の小中学生は、中国の学校に比べて、遅く登校し早く下校するようだ。でも街では合格実績を高々と張り出した塾を数多く見かける。日本では良い大学へ入りたいなら、放課後に塾通いをするそうだ。

東大のキャンパスに入ると、休暇中ということもあり、食堂だけが開いていた。2種類の定食があるだけだった。ステーキに生キャベツの千切り。それに日本人の好きな、本場の味とは違う麻婆豆腐。話に聞いていた「赤門ラーメン」は見つけられなかった。

日本では何でも生で食べるようで、今回の滞在では魚の刺し身と馬刺しをいただいた。典型的なのは「海鮮丼」だ。ごはんの上にさまざまな種類のお刺し身が盛り付けられている。味はまずまずだが、やはり生ものは箸が進まない。たまごの下にあった肉のすり身に至っては、今でもそれが何の肉だったのか不明だ。

日本は神社が多い。奈良では氷の神を祭った神社も見た。

日本は博物館も多い。日本国内だけでなく世界の人形も展示している博物館もあった。日本の伝統人形は概してあまりかわいくはない。最近の日本の「かわいい」文化とは対照的だ。子どものころ、日本人形がテーマのホラー作品を見たことがあるせいか、大人になった今でも日本人形にはオカルト的な要素を感じてしまう。もちろんこれは個人的な意見だ。(翻訳・編集/柳川)

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