中国のメーデー連休、日本や東南アジアのビーチリゾートが人気旅行先に―中国メディア

人民網日本語版    2018年4月26日(木) 18時20分

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中国で3連休が間近に迫り、多くの旅行会社において現在、この連休期間における個人旅行やツアー旅行を予約する人数が前年比で20%前後増加し、日本や東南アジアのビーチリゾート、海南省、江蘇省・浙江省などが海外及び国内の人気旅行目的地になっている。写真は沖縄。

中国では労働節(メーデー)3連休が間近に迫り、多くの旅行会社において現在、この連休期間における個人旅行やツアー旅行を予約する人数が前年比で20%前後増加し、日本や東南アジアのビーチリゾート、海南省、江蘇省・浙江省などが海外及び国内の人気旅行目的地になっている。航空チケットやホテルなどの価格アップの影響を受け、労働節連休の旅行価格も30%前後上昇している。北京青年報が伝えた。

■労働節連休の予約人数は前年比で20%前後増加

中青旅の徐暁磊(シュー・シャオレイ)最高ブランド責任者(CBO)は、「労働節連休期間に個人旅行及びツアー旅行を予約する人数が前年比で20%前後増加している。うち、海外では日本やバリ島、サイパン島などの近距離ツアーが人気となっており、国内では海南省、江蘇省・浙江省などに人気が集中している。そのほか、周辺旅行市場も非常に人気が高く、北京周辺ツアーに申し込んだ人数は前年比で100%増となっている」と説明した。

美団旅行ビッグデータによると、労働節連休中の国際便チケットの予約数が多い上位10都市は、バンコク、東京、ソウル、クアラルンプール、香港、プーケット、台北、大阪、チェンマイ、マカオ。最も旅行に熱心な人たちは、上海、北京、香港、広州重慶深セン、昆明、マカオ、杭州天津に集中している。

旅行サイト「Lvmama」旅游網の責任者は、「ビザなどの影響もあり、現在、労働節連休のほとんどの海外旅行コースはすでに顧客の募集をストップしており、近距離海外旅行の予約もあとわずか」と語った。

■海外旅行価格は30%前後上昇

旅行予約サイトの同程旅遊の関連部門の責任者は、「現在、すでに旅行のオンシーズンに入っており、航空便の予約状況は厳しく、航空チケットの価格もかなり上昇しており、高速鉄道の沿線都市のチケットも非常にとりにくくなっている。そのため、ツアー価格の上昇幅は30%前後に達するとみられている」と説明した。

航空チケットの価格に関して、旅行予約サイト「Qunar.Com」の航空チケット予約データによると、今年の労働節連休における海外旅行の税込みの往復航空チケット料金の平均価格は6%上昇し、労働節連休における北京発東京行きの往復航空チケットは、直行便の場合、税込みで8000元(約13万8000円)以上まですでに値上がりしている。(提供/人民網日本語版・編集/YK)

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