韓国で「コネ就職」が横行、文在寅政権が改善に向けて尽力―中国紙

Record China    2018年4月24日(火) 9時50分

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韓国の公共機関や大企業の間でコネや経歴詐称などによる不正な人材採用が横行しており、問題になっている。写真は韓国大統領府。

2018年4月22日、中国共産党中央紀律検査委員会の機関紙・中国紀検監察報によると、韓国の公共機関や大企業の間でコネや経歴詐称などによる不正な人材採用が横行しており、問題になっている。

記事によると、韓国ではコネ就職に関連する醜聞が相次いでいるが、その一つに江原道旌善郡に所在するリゾート施設・カンウォンランドのカジノがある。韓国国民が唯一入場できる韓国国内のカジノで、ここでの仕事は安定しており待遇もいいということから、とりわけ人気の就職先となっているという。そこに目をつけたのが政治家や官僚、その親族たちだ。

不正な採用への関心が高まっていることを受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は徹底的な実態解明を指示。その結果、カンウォンランドのカジノだけで226人もの悪質な不正就職が見つかったという。

調査によると、2013年に採用された518人のうち、コネ就職は493人。そのうちの226人がコネを使っただけでなく経歴などまで詐称していたことが調査で明らかになった。なお、このカジノでの不正な人材採用は15年に発覚したが、外部からの圧力で調査は難航していたという。

文政権は政府のイメージ刷新や公職に就いている人々の意識向上に努め、国民の信頼回復を図ろうとしているという。(翻訳・編集/岡田)

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