2012年3月5日、中国紙・人民日報（電子版）によると、白人男性と国際結婚したニューヨーク在住の中華系女性50人を調査したところ、その多くは白人男性との結婚でロマンチックな愛情だけでなく、社会的、経済的地位も手に入れたいと願っていることが分かった。香港誌・紫荊が伝えた。

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中華系女性が描く米白人男性のイメージは一言でいえば、「理想の王子様」。体格ががっしりしていてスポーツ万能、紳士的でユーモアもある。文化・芸術面の素養も高く、楽器の演奏は常識。レディーファーストで恋愛テクニックも豊富。もちろん、清潔でマナーがあり、つばを吐いたり、大声でけんかしたりしない。

だが、記事は、これはあくまでも幻想にすぎないと指摘する。最もひどい誤解は2点。白人男性がみな金持ちだと思っていること。確かに収入は多いが、税金もたくさん持っていかれる。もうひとつは白人男性がみなロマンチストで女性を大事にすると思っていること。だが、実際は白人男性の80％以上が浮気の経験を持つ。

一方で、現実をしっかり分かっている中華系女性もいる。彼女たちの目に映る米白人男性は、アメリカがナンバーワンだという優越感が根強く、文化的な素養も低い。人生の目標は車や家だけという薄っぺらさ。女性関係にもだらしなく、外見ばかり気にして内面を磨かない。自己愛が強すぎて家族の情が薄い、といったもの。記事は、米白人男性との結婚が「一生の豊かな生活」を保障するとは限らない、とクギを刺している。（翻訳・編集/渡邊英子）