中国が韓流のパクリコンテンツを世界に販売!韓国メディアが指摘もネットは複雑=「韓国も日本から…」

Record China    2018年4月21日(土) 6時10分

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20日、韓国メディアは「中国が韓流番組の無断コピーにとどまらず、コピーした番組を堂々と世界市場で販売している」と報じた。資料写真。

2018年4月20日、韓国・聯合ニュースは「中国が韓流番組の無断コピーにとどまらず、コピーした番組を堂々と世界市場で販売している」と報じた。

記事は放送関係者からの情報として、今月9〜12日にフランスのカンヌで開かれた「国際映像コンテンツ見本市(MIPTV)」で、中国の放送局が韓国のテレビ局の番組を盗作したコンテンツを積極的に宣伝・販売していたと伝えた。

MIPTVに参加した放送関係者は「中国が『中国の英知』(Wisdom of China)と銘打ったカンファレンスで、韓国のテレビ局SBSの番組『ボーカル戦争:神の声』を無断でコピーした上海東方衛星テレビの番組『天籟(てんらい)の戦い』を代表広報番組として紹介していた」と話したそうだ。同関係者は「『天籟の戦い』の広報映像を大々的に流しているのを見てびっくりした。『神の声』のコンテンツを買うことなく無断でコピーした番組なのに図々しく販売している姿に驚いた」とも語ったとのこと。

同関係者はさらに「その場でKBS2の番組『歌の戦い−勝負』をコピーしたような番組も紹介された」とし、「不正な盗作にもあきれるが、盗作した番組を海外に売っているの見て本当にあきれた」と付け加えたという。

また記事は「MIPTVでも中国の盗作は問題になっている」とし、「著作権関連のカンファレンスで『国際フォーマット認証および保護協会(FRAPA)』が中国の動画プラットフォーム『愛奇藝(Iqiyi)』の番組『偶像練習生』を、韓国のケーブルテレビ局『エムネット』の番組『プロデュース101』の盗作とする分析結果を出した」とも伝えている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国も日本や米国の番組を盗作したよな」「韓国も以前、日本との文化交流が正式に始まる前によくやっていた」「中国のことを強く責めることはできないかも…」などと自国の姿を見つめ直す意見が寄せられている。

その一方で「韓国が昔盗作をしていたからと言って、中国の盗作を正当化してはならない」と、罪は罪として考えるべきとする声も見られた。

その他に「韓国がかつて日本の番組を盗作したという議論もあるが、さらに昔に日本が韓国の文化を盗んだとも言える」と主張するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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