「ソウルの安全意識は不十分」マンホール転落事故への指摘に、韓国ネットが反論

Record China    2018年4月23日(月) 8時30分

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20日、韓国メディアはこのほど、女性が5メートルの深さのマンホールに転落した事故を取り上げ、韓国社会の安全意識の低さを指摘した。資料写真。

2018年4月20日、韓国・テレビ朝鮮はこのほど、女性が5メートルの深さのマンホールに転落した事故を取り上げ、韓国社会の安全意識の低さを指摘した。

記事によると、今月17日の午後、ソウル・江南(カンナム)の裏通りで、スマートフォンを見ながら歩いていた20代女性がマンホールに転落する事故が発生した。この事故で、女性は足にけがを負った。区役所が下水管の状態を調査するためマンホールの蓋を開けておいたことが原因とみられているそうだ。当時現場には赤いロードコーンが置かれ、誘導員もいたとされるが、事故は防げなかったとのこと。

これについて記事は「現場の安全措置に残念な点な多いため、歩行者の不注意のせいにはできない」と伝えている。事故当時、マンホールの周りにはロードコーンが3つ置かれていたそうだが、海外では通常、マンホール工事の際は四方を囲むマンホール屏風(びょうぶ)を設置するという。

記事は最後に「ソウル市内にマンホールは約60万カ所ある。不十分な安全意識があちこちで市民を脅威にさらしている」と締めくくっている。

しかし、これに対する韓国のネットユーザーからのコメントは「これはどう見てもケータイを見ながら歩いてた女性が悪い」「安全措置が不十分だったのも原因だけど、歩きながらスマホはやめて」「歩道でもないし、車道の真ん中でよくスマホ見ようなんて思ったね?」「ロードコーンが3つも置かれてたんだから気付かなきゃ」と女性に対する厳しい指摘が目立ち、「死ななかったことを感謝した方がいい」「今は病院でケータイを見てるんじゃない?(笑)」との皮肉まで。

また現代のスマホ事情に警鐘を鳴らし、「朝、地下鉄を降りて階段を上がるまでスマホを見つめている人が多い。通勤の邪魔になるし本当にみじめ」と嘆くユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)

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