台湾、米英仏によるシリア空爆に支持表明―中国メディア

Record China    2018年4月15日(日) 18時10分

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14日、海外網は、米英仏によるシリア攻撃について、台湾は支持を表明したと伝えた。写真は蔡英文総統。

2018年4月14日、海外網は、米英仏によるシリア攻撃について、台湾は支持を表明したと伝えた。

現地時間の13日、米国英国、フランスとともにシリアへの空爆を行った。この件について台湾外事部門は14日午後、「台湾はこれまでずっと人権を擁護しており、いかなる政府も化学兵器などの大規模な殺傷兵器で罪のない市民を傷つけることには強く反対し、国際社会による必要な制裁を支持する」と表明した。

また、外事部門は「現地の市民が早く通常の生活に戻れるよう、人道援助で必要な支援を喜んで差し伸べたい」とも述べている。

一方で記事は、シリア攻撃の支持を表明したことに台湾のネットユーザーから「なに他人のことに頭を突っ込んでいるんだよ。イラクの時だって化学兵器の証拠がいまだに見つかっていないじゃないか」「俺たちの生活が苦しくて大変だというのに、なぜ誰も対応しないのだ」などのコメントが寄せられていると紹介した。

また、記事によると一部の台湾ネットユーザーは、「駒」発言を思い出し、米国に媚びているとの批判の声を上げているという。台湾メディアによると、蔡英文(ツァイ・インウエン)総統が、台湾はトランプ大統領の駒なのではないかと質問された際に、駒とされていることには反対を示し、「台湾人2300万人を甘く見るべきではない。多くの人がわれわれのことを駒だというが、トランプ大統領こそわれわれの駒だ」と述べたとして議論を呼んだという。

しかし、10日の夜に台湾当局は、「蔡英文総統はトランプ大統領がわれわれの駒だとは言っていない」と発言を否定。フェイクニュースを流したとして一部メディアを名指しして強く非難した。だがこの対応に台湾のネットユーザーは「米国という主人を絶対に怒らせてはだめなのだ」と嘲笑するコメントが相次いだと記事は紹介した。(翻訳・編集/山中)

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