清華大学が中国医薬研究院を設立

清華大学は10日、中国医薬研究院の設立を発表し、その除幕式を行った。科技日報が伝えた。

清華大学薬学院が同研究院の設立を呼びかけ、同大学の長所と科学研究計画を結びつけ、学科を跨ぎ融合する特色ある世界トップの中国医薬研究プラットフォームを構築する。同研究院は清華大学の薬学や化学、化学工学、生命科学、基礎医学、情報科学、材料科学、組織工学などの学際分野の学術の蓄積と人材の強みを利用し、現代生命科学の研究方法・技術を伝統的な中国医薬研究理論と結びつける。また情報化・デジタル化の手段を中国医薬の伝統技術と融合させることで、現代科学技術を運用し中国医薬の理論・実践の発展を促進する。同研究院はこれ以外にも清華大学の法学、メディア学、公共管理、社会科学などの資源と協力し、中国医薬文化を伝播するプラットフォームを構築していくことで、中国医薬の文化的要素を豊かにし、より科学的な中国医薬理論で人々に恵みをもたらしていく。（編集YF）