杭州の中学でボルダリング導入 強く逞しい学生育成を目指して

人民網日本語版    2018年3月30日(金) 0時20分

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ボルダリングは欧米で流行しているスポーツの一つで、多くの人がテレビやネットで見たことがあるかもしれない。浙江省の杭州経済開発区金沙湖エリアにある景苑中学はこのほど巨額の費用を投じ、校内にプロレベルのボルダリングウォールを設置した。

ボルダリングは欧米で流行しているスポーツの一つで、多くの人がテレビやネットで見たことがあるかもしれない。浙江省の杭州経済開発区金沙湖エリアにある景苑中学はこのほど巨額の費用を投じ、校内にプロレベルのボルダリングウォールを設置した。

同校が招聘したボルダリング専門コーチの史鵬飛さんは、「手足をまっすぐ伸ばして、腰を突き出して!」と声をかけ、学生のそばで指導を行っていた。史コーチはかつてプロのボルダリング選手として活躍しており、周りから「ロック」というあだ名で呼ばれていた。「ロック先生」が登る姿はまるでサルのような機敏な身のこなしで、学生たちはそんなロック先生を羨望の眼差しで見つめていた。

史コーチによると、ボルダリングは子供たちにとって、体を鍛えられるだけでなく、頭のトレーニングにも効果的という。史コーチは、「ボルダリングが得意な人は、頭がいい。なぜなら、壁を登る際にそのコースを考える必要があり、どこを手でつかみ、どこに足を掛け、どのような姿勢を取るのかを事前にちゃんと考えなければいけないから」と話した。

同校は、高負荷自重トレーニングの一つであるボルダリングをなぜ取り入れたのだろうか?

同校校長の江志明氏は、「現代の男子は軟弱で、男らしく力強くなるための運動を行う必要がある。女子も勇敢で毅然とした態度を養う必要があり、ボルダリングは学生たちを強くたくましくしてくれる」とその理由を明かした。

こうした理由から同校は30万元(約500万円)を投じてボルダリングウォールを設置。

また、江校長は、「当校は現在、杭州市航模センターと協力し、体育と素養教育の一体化プログラムを展開し、杭州のボルダリング育成予備人材の基地を構築する」としている。(編集YK)

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