「日本海」表記を批判していた韓国メディアがまさかのミス、視聴者からひんしゅく買う

Record China    2018年3月28日(水) 17時50分

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28日、韓国・マイデイリーは、韓国の放送局JTBCとSBSが「日本海」表記の地図を使用したとして、視聴者からひんしゅくを買っていると伝えた。資料写真。

2018年3月28日、韓国・マイデイリーは、韓国の放送局JTBCとSBSが「日本海」表記の地図を使用したとして、視聴者からひんしゅくを買っていると伝えた。

記事によると、27日午後に放送されたJTBC「ニュースルーム」とSBS「8ニュース」で大気汚染について伝える際、韓国が主張する「東海」ではなく「日本海」と記された地図が使用された。

これについて記事は「放送前にチェックしなかったことも問題だが、さらに大きな問題は『日本海』の文字が英語ではなくハングルで書かれていたこと」と指摘し、「言い訳のしようがない大きなミス」と批判。さらに「問題の2社が過去に日本海表記に関する批判的な報道をしていたことも事態を大きくしている」と伝えている。

JTBCは2014年にIKEA、16年に「国民の党(当時)」の日本海表記を指摘、SBSは15年に「単独報道」として韓国文化体育観光部傘下の機関が運営するウェブサイトに「日本海」と「東海」が併記されていることを批判的に報じていたという。

放送後、JTBCは「日本海と自動翻訳された画像をそのまま使用してしまった」と説明し謝罪した。一方SBSは謝罪せず、当該部分にぼかし処理を施した映像をサイトに掲載しているそうで、記事は「対応方法にも疑問が残る」と指摘している。

最後に記事は「韓国で東海の日本海表記は敏感な問題で、外交的にも問題になっている」とし、「放送局もとんでもないミスをしないよう、今後は資料の入念なチェックを行わなければならない」と警鐘を鳴らしている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「本当にがっかり」「英語ならまだしもハングルで書いてあったとは衝撃」「韓国に信頼できるメディアはない」「JTBCの報道だけは信じられると思っていたのに」「ニュースとして出すものは一つ一つ慎重にチェックするべきでは?」「日本の放送を見ている気分だった」など驚きや失望の声が寄せられている。

また「謝罪し、すぐに訂正報道を出さなければならなかった。放送通信委員会も直ちに懲戒処分を課すべき」と処分を求める声や、「なぜ日本海の地図なのか?世界で東海表記の地図を使う国はいくつある?日本を批判するだけで、結局は何も行動できない韓国政府が恥ずかしい」と韓国政府への批判の声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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