日本とインドの「熱愛」は中国包囲網の構築が目的―香港メディア

Record China    2012年2月11日(土) 18時47分

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10日、香港・中評社は記事「日本とインドの『熱愛』は中国への対抗」を掲載した。首相交代が続く日本だが、中国包囲網の形成とインドとの接近という外交方針は一貫していると記事は指摘している。写真はニューデリー。

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2012年2月10日、香港・中評社は記事「日本とインドの『熱愛』は中国への対抗」を掲載した。環球網が伝えた。

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近年、日本外交は「遠交近攻」(遠きと交わり近きを攻める)路線を採用。インドとの二国間協力を急ピッチで推進している。2000年にグローバルパートナーシップを締結。2006年には麻生太郎外相(当時)が「自由と繁栄の弧」戦略を発表し、インドとの連携を表明した。2010年末の新防衛大綱でも、日本と「共同利益」を持つインドとの協力に触れられている。

2011年末、野田佳彦首相は中国訪問後にインドを訪問。2012年の米印合同海上演習に日本も参加する方針を示している。日本は頻繁に首相が交代しているとはいえ、米国及び周辺国とともに中国包囲網を築く戦略は一貫している。

もっともインドはインフラ建設の遅れ、宗教関係の複雑さの問題がある上、日本とインドの思想的、文化的な差異は大きい。日印協力はそう簡単には緊密化できないだろう。一方で中国は日本にとって最大の貿易パートナー。関係強化は日本の国益にも合致する。日中関係の長期的な安定こそが、日本にとっての賢明な選択肢となるはずだ。(翻訳・編集/KT)

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