日本進出が加速する中国製ゲームソフト―中国メディア

Record China    2012年2月9日(木) 10時44分

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8日、多機能携帯電話の普及に伴い、日本のSNSは中国企業の開発したゲームソフトを導入するようになり、ソーシャルゲーム市場では競争が白熱している。写真は05年7月、中国最大のゲームショー・CHINAJOYに出展された「三国群英伝」のブース。

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2012年2月8日、多機能携帯電話(スマートフォン)の普及に伴い、日本のソーシャル・ネットワーキング・サービスは中国企業の開発したゲームソフトを導入するようになり、ソーシャルゲーム市場では競争が白熱している。人民網日本語版が伝えた。

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スマートフォンの市場シェアを拡大するためには、オンラインゲームの充実が重要な手段となる。中国には5億人を超えるインターネット利用者がおり、2010年にはオンラインゲームの市場規模が4000億円に達した(日本市場は2365億円)。ソフト開発者も続々と集まっている。

従来、日本のソーシャルゲームは、各社が自主開発ソフトを採用することが多かった。中国にその開発拠点を設立した企業も多いため、今後はゲームなどのコンテンツ産業が中国の輸出産業の柱のひとつとなり、製造業に次ぐ日中協力の重点分野になることが予想される。

日本のゲームサイト運営会社・グリーは、中国のMOCA社が開発して国内で人気となっているゲームソフト「白領昇職記」の導入準備を進めており、会員に対するPRを展開している。また、昨秋には携帯電話関連の技術開発企業・KLabが、中国企業の開発したソフト「胡莱三国」を日本のスマートフォンに初めて導入し、大きな成功を収めた。今年も引き続き、三国志ゲームを改編した「三国群英伝」を日本に導入する予定だ。

企業の中には、中国にゲームソフト開発拠点を設立するところも出てきている。ゲームサイト運営企業・DeNAは、福建網竜計算機軟件技術公司と合弁会社を設立する計画で、現時点では主に中国市場向けにゲームソフトを開発し、将来的には日本に輸出する可能性もあるとしている。グリーも北京に子会社を設立する予定だ。

中国はソフトウエアの開発地、制作地であり、巨大な市場を抱えてもいる。日本のタイトーをはじめとするゲーム提供企業が中国からゲームソフトを輸入するケースもあれば、日本企業が日本で開発されたゲームを中国市場に輸出するケースもある。(編集/愛玉)

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