反日感情への懸念も…日系タレントのタクシー運転手暴行事件―中国版ツイッター

Record China    2012年2月7日(火) 18時38分

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7日、タクシー運転手への暴行事件が露見した日台ハーフのタレントMakiyoが、地元台湾をはじめ中国や日本でも物議を醸している。写真はMakiyo。

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2012年2月7日、タクシー運転手への暴行事件が露見した日台ハーフのタレントMakiyo(川島茉樹代)が、地元台湾をはじめ中国や日本でも物議を醸している。

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台湾でタレント活動をしているMakiyoは神奈川県出身の日台ハーフ。2日夜、友人ら4人でタクシーに乗車したが、着用が義務付けられているシートベルトをつけていなかったため、運転手が彼女に着用を促した。これを拒否すると、運転手は車を一時停車させたため、同行の男性がこれに激怒して運転手に暴行を加え、脳出血・肋骨骨折の重傷を負わせた。男性は30歳代で、東京・六本木で飲食店を経営する日本人だという。事件当時は泥酔していた模様だ。その後、一行は意識不明の運転手を残して別のタクシーで逃走。しかし一部始終は、別人によって録画されていた。

その後のMakiyo側の対応が不適切だと、さらに非難を浴びることになった。当初、「こうしたことはよくあること」としていたが、世の非難が広まると一転して過失を認め、Makiyoは現在、芸能活動を無期限停止に。さらに、マネージャーが彼女の国籍について「台湾の身分証を所持していない(=すなわち日本国籍である)」としたことから、対日感情への懸念も浮上してきた。

台湾では現在、ニュースの芸能欄がほとんどこの関連報道で埋め尽くされている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは7日午後現在、約26万件の関連投稿が確認された。そこから拾った主な一般からの声は以下の通り。

「終わったね。もう引退しかないのでは」

「こういう人は芸能人にならないほうがいい」

「真相をきちんと公表して。事の白黒をはっきりさせて。心から悔い改めて、それを行動で示して。そうでないと、社会も被害者もあなたがたを許すことはできません」

「いつも酒に呑まれていると、いずれはこういうことになる。デビューしたての頃はかわいくていい子だったのにね…」

日本に絡んだコメントも多かった。

「台湾にいて、台湾人に何か嫌なことでもされたんですか?」

「ひどすぎる。島国(=日本)に帰ってください」

「さっさと日本に帰ってAV女優でもやってろ!早く芸能界を引退してくれ」

「日本人でこぞってやってきて、寄ってたかって台湾人をいじめるのですか?恥ずかしくない?」

一方、少数ではあったが「たまたま芸能人だったから世の非難を浴びているけれどね。彼女に対して不公平じゃないかな」などの擁護の声も聞かれた。(翻訳・編集/愛玉)

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