「雪が降ることは知っていたが…」中国人含む13人が日本の雪山で遭難=中国大使館が注意呼び掛け―中国メディア

Record China    2018年3月23日(金) 14時20分

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23日、中国メディアの中国新聞網は、中国人を含む13人が奥多摩町の山中で遭難したことを受けて、中国大使館が注意を呼び掛けたと伝えた。資料写真。

2018年3月23日、中国メディアの中国新聞網は、中国人を含む13人が奥多摩町の山中で遭難したことを受けて、中国大使館が注意を呼びかけたと伝えた。

13人は21日、山梨県との都県境に連なる三頭山(みとうさん)とヌカザス山の間の山中で遭難。警視庁と東京消防庁が22日に午前に13人を発見し、全員を救出した。駐日中国大使館は、13人の中に数人の中国人が含まれており、軽い凍傷の人もいるが全員が病院へ送られて手当を受けていることを確認したという。

中国日報網によると、13人は寒さの中、山中で一夜を過ごした。この13人の登山客の中には若者から40代の人までいたという。東京消防庁によると、このうち7人が自力で歩くことができず、空から救出して病院へ搬送した。けがをしているものの、命に別条はないという。他の6人は救助隊員とともに自力で下山した。

日本の報道によると、この13人はSNSを通して知り合い、21日早朝から登山を開始。登山計画書を提出しておらず、ガイドもついていなかったため、途中で道に迷い遭難したという。代表者の中国籍の男性は、「雪が降ることは知っていたが、止めることはできなかった」と話しているという。

駐日中国大使館は訪日中国人および在日中国人に対して、常に天気の変化に留意し、安全に注意するよう呼び掛けた。(翻訳・編集/山中)

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