日本の刑務所は高齢女性にとって天国?中国ネット「老後の面倒は政府に」「中国もいずれ…」

Record China    2018年3月20日(火) 8時20分

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18日、中国メディアの観察者網は、米メディアの報道を引用し、「日本の刑務所は高齢女性の天国となっている」と伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年3月18日、中国メディアの観察者網は、米メディアの報道を引用し、「日本の刑務所は高齢女性の天国となっている」と伝えた。

記事は、ブルームバーグ・ビジネスウィークが16日に掲載した「日本の刑務所、高齢女性の天国に」と題した記事を引用。1980年から2015年までの間に、日本では1人暮らしの高齢者が6倍以上増加し、600万人近くになったと紹介した上で、「2017年に政府が行った調査によると、高齢者の窃盗犯の半数以上が1人暮らしの高齢者。4割の高齢者に家族がいないか、いても付き合いがほとんどない状況だった」と伝えている。

記事は「日本の刑務所では高齢者の増加でコストが上昇している」とし、「昼間は介護士を雇っているが、夜間は刑務所の職員が高齢受刑者の世話をしなければならない。このため場所によっては、刑務所の職員が介護士のようになっている」と伝えた。

また、「統計によると、65歳以上の受刑者のうち、2年以内に再び入所する人の割合は23.2%に達する。つまり4人に1人は再び刑務所に戻ってくる。これは29歳以下の受刑者の再犯率の約2倍だ」と紹介。「出所後の生活は困難で、刑務所内の生活は比較的安逸なため、かなりの人が刑務所へ戻ることを目的に犯罪をする」と伝えている。

この話題は中国で大きな注目を集め、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では19日午前の時点で検索キーワードランキングのトップ10に入るほどだった。中国のネットユーザーからは「老後の面倒は政府に見てもらうということか」「老人ホームに入るのはお金がかかるが、刑務所ならタダだからな」などのコメントが寄せられた。

また「窃盗はお金のためではなく、話を聞いてくれる人が欲しいからなのだろう。日本の高齢化は深刻だ」「これは悲しいことだ。中国もこのような社会とそれほど遠くはないだろう」という意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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