リビアより下?中国で国連の幸福度ランキングが物議―米華字メディア

Record China    2018年3月19日(月) 21時30分

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18日、国連がこのほど発表した2018年版の世界幸福度ランキングで、中国の順位がリビアより低かったことが中国のネット上で物議を醸しているという。写真は北京のショッピングエリア・三里屯。

2018年3月18日、米華字メディアの多維新聞は、国連がこのほど発表した2018年版の世界幸福度ランキングについて、「中国の順位がリビアより低かったことが中国のネット上で物議を醸している」と報じた。

記事はまず、20日の世界幸福デーを前に発表された2018年版の世界幸福度ランキングで、中国は昨年の79位より後退して86位になったことを紹介した。今回のランキングは、156カ国・地域を対象に、15〜17年分の1人当たり国内総生産(GDP)や健康余命、社会の自由度、汚職の頻度、寛大さなどを分析したものだという。

記事は「中国の幸福度が昨年より7位後退して86位になったことに加えて、意外だったのは、戦火の絶えないリビアの70位にも劣ったことだ」と指摘した。

その上で「国連の報告書は、習近平(シー・ジンピン)国家主席と李克強(リー・カーチアン)首相の再選に歓喜する中国の人々の気分を害した」とし「中国のネット上では『国連ふざけるな』などと反発する声が出ている」と伝えた。

記事によると、フィンランドが、昨年1位だったノルウェーを抜いて首位となった。米国は14位、英国は19位、台湾は26位、香港は76位だった。(翻訳・編集/柳川)

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