中国に向かって「中国は米国の敵」と言うに等しい人事?新国務長官にポンペオ氏―仏メディア

Record China    2018年3月15日(木) 13時50分

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14日、トランプ米政権の新たな国務長官に指名されたポンペオ氏に関し、仏RFI中国語版サイトは「中国に向かって『中国はわれわれの敵だ』と言うに等しい人事」との声が上がったことを伝えた。写真はホワイトハウス。

2018年3月14日、トランプ米政権の新たな国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官に関し、仏RFI中国語版サイトは「中国に向かって『中国はわれわれの敵だ』と言うに等しい人事」との声が上がったことを伝えた。

記事によると、ポンペオ氏はこれまで中国に厳しい態度を示し続けており、さまざまな場面で「中国こそが米国の真の脅威」と口にしてきた。今月11日の米メディアの取材では貿易や知的財産権問題、中国の海洋活動について「米政府の準備は整っている。そして中国の脅威に反撃しているところだ。われわれはこうして初めて中国と良好な関係を持てる」と語り、1月にも「ロシアによる西側諸国への関与に関心を寄せる意義はあるが別の国の関与も留意に値する。それは中国だ。なぜなら中国は頻繁に米国の企業秘密入手を試みている」などと発言。それ以前にも「中国は米国経済や米国企業の脅威となった」と指摘したり、安全保障問題について「中長期的に見ると中国は米国最大のライバルとなる能力を持っている。中国が軍事力強化を続ける主な目的は世界で米国に対抗するためだ」と述べたりしているという。

こうした立場を取るポンペオ氏の国務長官起用について、記事は米CNBCがアナリストのコメントを引用する形で「中国に向かって『中国はわれわれの敵』と言うに等しい人事」と伝えたことを紹介。ただ、この一方で「ポンペオ氏は中国が世界で果たす役割に期待しているようだ」との見方や、就任後に態度を調整すると予測する声があることも報じた。(翻訳・編集/野谷

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