2012年1月20日、山東省煙台市のある村では、雄のヤギから乳が出るという不思議な現象が起き、多くの村民をびっくりさせている。水母ネットが伝えた。

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ヤギの飼い主の李華（リー・ホアさん）は、ヤギ肉が値上がりしたため売ろうと思い、ヤギを捕まえに仲間と小屋にやって来た。元気に走り回る雄ヤギを捕まえた瞬間、乳首が赤く腫れていることに気がついた。まさかと思いながらも冗談で「搾ってみて、乳が出るかもしれない」と言った。だが、本当に白い乳が出て、びっくり仰天。

南山公園動物管理科の周同山（ジョウ・トンシャン）科長に尋ねたところ、「20年近く家畜研究をしてきたが、雄ヤギが乳を出した事例も記録もなかった。もしかしたら、この雄ヤギの体内のホルモンが変異した可能性がある。例えば、男性のホルモンバランスが崩れると泌乳する可能性もあるので、雄ヤギの泌乳現象も理解できなくはない。だが、雄ヤギが泌乳したら、繁殖能力が落ちる」と話した。

ヤギは古くから家畜として飼育され、ヤギ乳は消化が良く胃への負担も少ないと評判。だがそれは雌ヤギから出た乳で、雄ヤギの乳の効果はどうだろうか。（翻訳・編集/kurenai）