「韓流」が中国人の生活必需品に、国を挙げての政策が奏功―韓国紙

Record China    2012年1月13日(金) 22時53分

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11日、「韓流」はもはや中国人の生活必需品になっていると韓国紙が報じた。写真は11年12月、上海でテレビ番組の収録をした韓国の男性アイドルグループ「BEAST」。

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2012年1月11日、韓国紙・亜洲経済は、「韓流」はもはや中国人の生活必需品になっていると報じた。12日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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1992年に中韓が国交を樹立すると、政府から民間に至るまで活発な交流が始まった。韓国から留学生やビジネスマンが多数中国に渡り、韓国式の生活スタイルや考え方、文化などがどんどん中国に流入した。

そのうち、韓国の流行を追いかける若者が多数現れ、彼らは「哈韓」族と呼ばれるようになる。特にここ数年は老若男女に幅広く韓国ドラマ、ファッション、コスメ、料理や音楽などいわゆる「韓流」の人気が浸透し、すっかり「生活必需品」となっているようだ。

「韓流」の元祖と呼ばれているのが90年代後半、奇抜な格好で中国人の度肝を抜いた5人組のダンスグループ「H.O.T.」。その後、「N.R.G」「神話(シンファ)」などが続き、中国人にK−POPの完成度の高さを知らしめた。

1997年になると、韓国ドラマ「愛は何のために」が大ヒット。これをきっかけに韓流ドラマブームが巻き起こる。韓国の焼肉・プルコギも人気を博し、専門店が続々と開店。韓国製は「高級でオシャレ」というイメージが定着し、特に女性は値段が高くてもその誘惑に抗えず、ついつい財布のひもを緩めてしまっている。

同じ儒教文化であることで親近感を覚えるのだろう。だが、韓流がここまで中国で大きなブームとなったのは韓国政府の強力な後押しと密接な関係がある。国を挙げて文化産業の発展を優先させ、付加価値の高い商品の開発に取り組んできた結果だ。その旺盛な生命力は今でも中国人に影響を与え続けており、生活を変えてしまうほどの威力を発揮している。(翻訳・編集/NN)

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