平壌に新スーパーがオープン、一般市民の月給はわずか缶詰1個分―北朝鮮

Record China    2012年1月12日(木) 16時6分

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10日、北朝鮮・平壌で市民の生活水準を向上させる対策が進められており、このほどショッピングセンターがオープンしたが、月給に相当するほど高額な缶詰などが売られているという。写真は平壌。

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2012年1月10日、環球時報によると、金日成(キム・イルソン)主席の生誕100周年を迎える北朝鮮では、国を挙げた様々なイベントの準備が進められているが、その一方で首都・平壌では一般市民の生活水準を向上させる対策も採られており、5日、同市光復地区にショッピングセンターが開業した。

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このショッピングセンターは中国と北朝鮮が共同で経営する大規模店で、食品から衣類、家電まで取りそろえ、1階がスーパーマーケットフロア、2階が百貨フロア、3階がレストランと子ども向けの遊園地になっており、レジがバーコード式になっているなど最新のデジタル設備を備えている。

記者が開業当日に取材したところ、300人余りの客が訪れており、その大多数が一般市民だった。しかし、販売されている商品は非常に高価で、例えば中国の食品メーカー・娃哈哈の八宝粥の缶詰(360グラム)は3400北朝鮮ウォン。月収が4000〜5000北朝鮮ウォンしかない一般市民にとっては、給料をはたいても缶詰1つしか買えないが、給料以外の収入を得ている人も近年は少なくないという。(翻訳・編集/岡田)

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