“韓国のトランプ” 李在明市長、慰安婦問題で日本に直球発言=韓国ネット「次の大統領に」「日本を批判すれば支持率が上がると?」

Record China    2018年3月5日(月) 12時20分

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4日、韓国・ヘラルド経済は「慰安婦問題をめぐり、李在明城南市長が日本に直撃弾を放った」と伝えた。写真は韓国の元慰安婦らが共同生活を送るナヌムの家の展示。

2018年3月4日、韓国・ヘラルド経済は「慰安婦問題をめぐり、李在明(イ・ジェミョン)城南市長が日本に直撃弾を放った」と伝えた。

記事によると、李市長は3日、京畿道安城市で行われた慰安婦少女像の除幕式に参加し、あいさつのスピーチで「相手の被害を否定し、反省も謝罪もせずに証拠を消そうとする人たちは、未来で必ず同じことを繰り返す」と述べた。その上で、日本について「日本は独島(日本名:竹島)を自国の領土と主張して記録に残し、紛争地域にしようとしている。また、自分たちが行った反人類的な犯罪について、明らかな証拠があるにもかかわらず否定し、国同士の合意との理由で、今ある事実さえも消そうとしている」と指摘。「いつかまた、過去の過ちを繰り返そうという内心が表れている」と批判したという。

さらに李市長は「韓国は間違った歴史を記憶し続け、それに対する責任を追及しなければならない」と主張し、「そのために歴史を記録して残し、次の世代が再び慰安婦のような悔しさを経験しないようにすべきだ」とも述べたという。

記事は李市長について「1日の独立運動記念式でも『反省なくて許しはない』と述べるなど、歴史を否定する日本への批判を強めている」と説明している。

安城市に今回設置された慰安婦少女像は、市民らの募金によって制作されたものだという。

李市長の発言に対し、韓国のネットユーザーからは「話だけ聞くと善良な人のように思えるが、行動する良心が伴わないとね」「今すぐ日本大使のところへ行き、解決してきて。内部で騒いでいるだけでは意味がない」と指摘する声や、「日本を批判すれば支持率が上がると思っているの?」「李在明が誰かを称賛しているところを見たことがない。いつも批判ばかりだから信用できない」と厳しい声が上がっている。また「日本を批判するより先に、国の状況を改善するための努力をしてほしい」と訴える声も。

一方で「はっきり主張できるところがいい。次の大統領は彼に決まり」「さすが“韓国のトランプ”だ。遠慮を知らない(笑)。彼の発言を聞くと、いつも気分がすっきりする」と肯定的な意見も見られた。

その他、安城市に対しては「少女像の設置はいい動きだね。他の市も続いてほしい」と称賛の声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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