2012年1月1日、甘粛省蘭州市で、第40回元旦都市ランニング、2012年蘭州国際マラソン・エキジビションが開催された。大気汚染を心配したネットユーザー、保護者からは中止を求める声が上がっていた。4日、京華時報が伝えた。

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蘭州市環境保護局発表のデータによると、12月25日から31日の大気汚染指数は136。「軽度の汚染」というレベルだった。しかし1月1日当日の汚染指数は216。「中度の汚染」レベルに達しており、ネットユーザーや子どもの保護者からは未成年の参加中止を求める声が上がっていた。

蘭州市の元旦都市ランニングは今回で40回目。老若男女計1万人が参加した。中国では近年、大気汚染に対する関心が高まっている。世論の声に押される形で、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相は昨年、米国に倣った新たな大気汚染観測基準の前倒し導入を表明した。（翻訳・編集/KT）