日本国籍の5つ星ホテルマネージャーと偽り、女性から金品をだまし取った男―中国

Record China    2018年2月23日(金) 16時40分

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21日、中国紙・半島晨報によると、日本国籍の5つ星ホテルのマネージャーと偽って女性から現金などをだまし取っていた男が逮捕され、有罪判決を受けた。資料写真。

2018年2月21日、中国紙・半島晨報によると、日本国籍の5つ星ホテルのマネージャーと偽って女性から現金などをだまし取っていた男が逮捕され、有罪判決を受けた。

記事によると、2016年初め、大連に住む女性がSNSを通して王達野(ワン・ダーイエ)という男性と知り合った。王は「両親と祖父母は日本にいて、自分も日本で育った日本国籍で、日本でホテル管理の仕事を学び、大連にある5つ星ホテルでマネージャーをしている」とこの女性に話したという。

その後、2人は大連市内のコーヒー店で会い、王はこの女性のために「ホテルのVIPカードを作ってあげる」と言ってきたという。2人はホテルの3階へ上がったが、王は「カードを作るのにスマホのアプリで登録する必要がある」と言ったため、女性はiPhone6を王に渡した。

しかし、いつまでたっても王が帰ってこないためホテルに問い合わせたところ、王達野という従業員はこのホテルにはいないとの回答だった。そこで女性はだまされたことに気付いたという。後に警察へ通報し、王達野は偽名で瀋陽市に住む中国人だと判明した。

警察によると、この男はほかにも10人ほどの女性をだまして、現金やスマートフォンを盗んでいたが、その手口は多種多様だったという。中には7万元(約119万円)をだまし取られた女性もいた。

男は2016年2月に詐欺罪と窃盗罪の容疑で大連市公安局に刑事拘留され、3月25日に検察院によって逮捕の許可が出た。その後、裁判で窃盗罪及び詐欺罪で有罪となり、合わせて懲役3年4カ月、罰金3万8000元(約64万6000円)が言い渡されたという。(翻訳・編集/山中)

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