羽生結弦が語った本音、栄光の影で苦労重ねる、中国でも反響

Record China    2018年2月21日(水) 20時20分

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21日、平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで、14年ソチ大会に続く連覇を達成した羽生結弦が、日本メディアに語った本音が中国でも転載され話題となっている。

2018年2月21日、平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで、14年ソチ大会に続く連覇を達成した羽生結弦が、日本メディアに語った本音が中国でも転載され話題となっている。

日本メディアによると、羽生はソチ五輪で金メダルを獲得したことで、地元仙台でもほぼ外出せず、友達と遊ぶこともせず、外に出る時は大きなマスクで顔の半分を隠すなど「金メダリスト」として窮屈な日々を過ごすことになったという。また、10年世界ジュニア選手権で優勝した直後に入学した高校では、「スケートをただ懸命にやっているだけ」なのに周囲の目は違い、休み時間になると同級生、上級生がひっきりなしに教室に訪れてサインを求められた。「調子にのってんなよ!」とサインを書いたばかりの国語辞書を教室のごみ箱に捨てられることもあったという。羽生は今回の金メダルを「いろんなものを犠牲にして、がんばってきたごほうび」と表現した。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のあるユーザーが「プレッシャーから解き放たれた羽生が、本音をたくさん語ってくれた」とし、この日本メディアの報道に中国語訳を添えて投稿すると、大きな反響を呼び1000件近いコメントが寄せられている。

「人々は花の美しさに目を奪われるが、その成長には多くの努力や涙が隠されている」「氷上での振る舞いは王者の風格を漂わせているが、実は努力の天才だった」など、栄光の影で苦労を重ねてきた羽生を思いやるコメントが多かった。(翻訳・編集/柳川)

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