羽生結弦と福原愛、中国人に人気の2人の意外な接点―中国メディア

Record China    2018年2月19日(月) 10時20分

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18日、中国のスポーツメディアの新浪体育は、平昌五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦が66年ぶりの連覇を果たしたことに関連し、その出身地である仙台市について「日本でここ20年最も人気のある2人のアスリートを輩出した」と伝えている。

2018年2月18日、中国のスポーツメディアの新浪体育は、平昌五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦が66年ぶりの連覇を果たしたことに関連し、その出身地である宮城県仙台市について「卓球のスター選手である福原愛の故郷でもある」と紹介し、「日本でここ20年最も人気のある2人のアスリートを輩出した」と伝えている。

記事は、仙台について「東北地方の経済の中心地であり、人口は107万人前後だ。人口の規模で言えば、東京や横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡、神戸などのような大都市ではない。中国人の多くに知られた都市ではないかもしれない」とした一方で、中国の文学者の魯迅が1年余り留学するなど中国と深いつながりがあると紹介した。

その上で、2011年の東日本大震災について、羽生が「ガスや電気、水道も止まって大変だった。それ以上に、苦しんだ人たちがたくさんいて、特に津波、原発(事故)の被害に遭った地に行って思った」と当時を振り返り、五輪連覇について「こうやって僕が一番大切にしている大会でまた金メダルが取れた。何より4年前に金メダルを持って行った時にたくさんの人の笑顔が見られた」「今度はちょっと自信を持って、皆さんに笑顔になってもらえたらと思う」と語ったこと、JR仙台駅2階スペースに設置された大画面前で、約1万8000人が羽生のフリー演技を見守り、金メダル獲得が決まると大きな拍手と歓声に包まれたことなどを紹介した。

記事はさらに羽生と福原について「ともに日本の国宝級のアスリートだが、競技種目が異なるため、交流は多くない」とした上で、羽生がソチ五輪日本代表に選ばれた際、「ソチの舞台で世界中のみなさんを魅了する演技を、私も期待しています」とエールを送った福原に対し、羽生が「仙台出身の先輩としての心強い言葉をいただきました」と感謝の言葉を述べたことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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