【動画】北朝鮮応援団が呆然…五輪会場に「金正恩そっくりさん」が登場した理由は?

The World Video    2018年2月15日(木) 18時40分

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15日、平昌五輪アイスホッケー女子の南北合同チームの最終試合が行われた14日、試合会場に「金正恩朝鮮労働党委員長のそっくりさん」が登場した。同男性は手に北朝鮮応援団と同じ統一旗を持ち、満面の笑みを浮かべていたという。

2018年2月15日、平昌五輪アイスホッケー女子の南北合同チームの最終試合が行われた14日、試合会場に「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のそっくりさん」の男性が登場した。男性は手に北朝鮮応援団と同じ統一旗を持ち、満面の笑みを浮かべていたという。

複数の韓国メディアによると、黒い服にオールバックの髪型で登場した同男性は、自身を「豪州から来たハワード」と説明。ハワードさんは9日の開会式でも、トランプ米大統領に扮した男性と共に登場し、話題になっていた。

ハワードさんが登場すると、韓国の観客たちは一斉に爆笑しカメラを向けた。一方、北朝鮮応援団は驚きを隠せない様子で、一部は当惑した表情を浮かべていたという。

ハワードさんはその後、豪州メディアのインタビューに、金正恩委員長に扮した理由について「北朝鮮がアイスホッケーに突然割り込んできたことを表現しなければならないと考えた」とし、「北朝鮮を追い払うためだ」と説明した。

また「北朝鮮応援団の女性たちはとても美しかった」としつつも、「自由の国(韓国)に来たにもかかわらず、彼女たちは監視され続けている状態だった」と主張。その上で「本当の韓国を見られずにいる彼女たちの前に最高指導者の姿で登場し、その反応を見たかった」と明らかにした。

試合会場に現れたハワードさんは大会関係者によって会場の外に連れ出された。当時の状況について、ハワードさんはAFP通信とのインタビューで「応援団の前を歩いて手を振っただけなのに、3人の男性が僕を引きずり出した」と説明し、「僕の顔が不満でも、それはどうしようもない。僕はただこの顔で生まれただけで、違法なことはしていない」と主張した。

これに、韓国のネットユーザーからは「とても面白かった」「ありがとうハワード。今大会のヒーローだ」「ただのイケメン観客なのになぜ連行?」「なぜ追い出した?表現の自由は?」「韓国人じゃなくてよかったと言うべき?韓国はいつからこんな国に…」などさまざまな反応が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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