2011年12月16日、華晨宝馬汽車有限公司はこのほど、2010年6月に着工した瀋陽市鉄西工場の第一期工事が完成したと発表した。12年早々に稼働する計画で、同社の方諾徳高級副総裁は「BMWにとって世界最先端水準を誇る生産拠点だ」と自信を見せた。中国の各メディアが伝えた。

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方高級副総裁によれば、BMWは世界中の自社工場で完全に統一した生産工程と生産基準を採用しており、鉄西工場は最も先進的な設備を備えているという。

また同社は、瀋陽大東工場で生産するBMW5シリーズの中国専用ロングボディ車を海外輸出すると発表した。同社の康思遠総裁は、まずロシア、アフリカ、中東の各市場に投入する計画を明らかにし、「輸出事業に着手したのは、将来を考えた戦略的な判断だ。あらゆる市場ニーズに対応できる生産体制と輸出管理システムを構築する必要がある」と説明した。

5シリーズのロングボディ車は、発売からまだ1年ほどだがセールスは約90％増加し、現在の市場シェアは27％超と好調だ。（翻訳・編集/JX）