日本企業が春節大型連休に照準、中国のSNSを活用し商品PR強化―中国メディア

人民網日本語版    2018年2月13日(火) 23時10分

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15日から始まる中国の春節大型連休に向け、日本を訪れる中国人観光客の消費を取り込もうと、日本企業が中国のSNSで消費者に影響力を持つKOLらに対する商品情報の提供を強化している。写真は日本のドラッグストア前に貼られた中国人向けメッセージ。

15日から始まる中国の春節(旧正月、今年は2月16日)大型連休に向け、日本を訪れる中国人観光客の消費を取り込もうと、日本企業が中国のSNSで消費者に影響力を持つKOL(Key Opinion Leaderの略で影響力のあるブロガーなどの総称)らに対する商品情報の提供を強化している。環球網が伝えた。

共同通信社の8日付けの報道によると、中国でSNSを使った販促支援などを手掛けるファインドジャパン(FindJapan)とJTB西日本が1月20日、大阪でイベントを開催し、日本の食品メーカーなど13社がブースを出展した。そして、中国人消費者に絶大な影響力を誇る、フォロワー総数3000万人以上となる人気KOL50人以上が参加し、各社の商品の感想などをSNSで発信したという。

出展した江崎グリコは機能性表示食品のチョコレートなどをPRした。また、額に貼る冷却シートなどが日本で必ず買うべき「神薬」として中国で人気となっている小林製薬も、乾燥肌の医薬品をアピールするブースを出展し、担当者が「次の柱となる商品を育てたい」と意気込んだ。

報道によると、中国ではSNSの口コミがテレビCMなどの企業の宣伝よりも影響力があるとされている。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で約46万人のフォロワーを抱える中国人女性(22)は「ファンへの責任があるので自分が良いと思った商品しか紹介したくない」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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